屋根塗装は本当に必要?塗り替える理由と判断するタイミングを解説

先日、大野城市南ヶ丘にお住まいのF様から「外壁を塗るなら屋根も一緒にと言われたんですけど、屋根塗装って本当に必要なんですか?」とご相談をいただきました。
屋根は普段見えないので、雨漏りもなければ何のために塗るのか分かりにくいですよね。
「屋根は今まで塗装したことあります?」
「一度もないです。十数年経ってますけど雨漏りもないので、屋根まで必要なのかなって。」
「今は雨漏りしてないんですね。ただ屋根塗装って、雨漏りしてからする工事ではないんですよ。」
雨漏りがないことと、屋根の表面が傷んでいないことは別なんです。
「じゃあ何を見て必要か決めるんです?」
「F様の屋根がスレートなら、塗膜の状態はしっかり見ます。屋根材の表面を塗膜で保護して、雨や紫外線を直接受けにくくしているんです。」
「塗装って色をきれいにするためだと思ってました。」
「見た目ももちろん変わります。でも、それだけなら屋根は下からほとんど見えませんからね。私たちが塗る一番の理由は、今ある屋根材を保護するためです。」
屋根は一年中雨や強い日差しを受けるため、見た目以上に厳しい環境にあります。
屋根を塗装しないままでは表面の劣化が進みやすくなります
「塗膜が弱くなると、実際にはどうなるんです?」
「水を弾く力が落ちて、屋根材が水分を含みやすくなります。色あせが進んだり、コケが付きやすくなったりしますね。」
「うちも少し色が薄くなってるようには見えます。」
「それなら色だけ見て決めず、表面がどこまで傷んでいるか確認したいですね。」
色あせやコケは、それだけで大きな不具合とは限りませんが、塗膜の状態を確認するサインになります。
「雨漏りしてから直すのでは遅いんですか?」
「雨漏りしたら原因を調べて修理する話になります。塗装はその前に、屋根材を保護して劣化を進みにくくするためのメンテナンスなんですよ。」
「壊れてから直すのと、傷む前に守るのは別なんですね。」
「そうです。塗装で割れや雨漏りを全部防げるわけじゃないですけど、保護する力が落ちた屋根をそのままにするより、塗装できる段階で手を入れた方が屋根材を長く使いやすくなります。」
塗料は傷んだ屋根材を新品に戻すものではないため、劣化が進みすぎる前に塗装することにも意味があります。
「F様はこの家にはこれからも長く住む予定です?」
「はい。できれば大きな修理を増やさずに住み続けたいです。」
「それなら、今の屋根をどう長く使うかという目線で考えたいですね。塗装で守れる時期を逃さないことも大事ですよ。」
外壁と屋根を同時に塗装するメリットも確認しておきます
「外壁を塗るタイミングで屋根も一緒にと言われるのは、そういう理由もあるんですか?」
「それもありますし、足場のこともあります。屋根も塗り替え時期なら、一緒に施工することで足場を共用できます。」
「今回外壁だけやって、数年後に屋根を塗ったらまた足場が必要になるんですね。」
「そうなんです。だから私は外壁塗装のときに屋根も見て、数年先まで考えます。屋根も時期が来ているなら、一緒にやるメリットは大きいですよ。」
外壁と屋根のメンテナンス時期を近づけることで、将来の工事計画も立てやすくなります。
「じゃあ、屋根も塗るなら塗料を選べばいいんですね。」
「その前に割れや反り、コケ、下地の状態まで見ます。塗る必要があるからといって、洗ってそのまま塗ればいいわけじゃないですから。」
「傷んでいるところがあったら先に直すんですか?」
「必要な補修をして、しっかり洗浄して、屋根材に合った下塗りをしてから仕上げます。高い塗料を選んでも、その前が雑なら私はいい屋根塗装だとは思いません。」
塗料の耐久性を発揮させるためにも、塗装前の状態確認と下地処理は欠かせません。
「屋根って見えない分、塗料だけ聞いても判断しづらいですね。」
「だから写真も見てもらいますよ。今どこが傷んでいて、なぜ塗装が必要なのかまで分かった上で工事した方がF様も納得できますからね。」
屋根塗装は屋根材を長く守るための予防的なメンテナンスです
屋根塗装の大きな目的は、色をきれいにすることだけではなく、塗膜によって屋根材を雨や紫外線から保護することです。塗膜の劣化を長く放置すると、水を弾く力が低下してコケなどが発生しやすくなり、屋根材そのものの劣化につながる可能性があります。
そのため、雨漏りが起きるまで待つのではなく、塗装で保護できる状態のうちに適切なメンテナンスを行うことが大切です。ただ塗料を塗ればいいのではなく、割れや反りなどを確認し、必要な補修や洗浄、下地処理を行った上で塗装することも重要になります。
また、外壁と屋根の塗り替え時期が近ければ、足場を共用して一度に施工することで、将来もう一度足場を組む負担を抑えられます。今だけでなく、次のメンテナンスまで見据えて工事時期を考えることが大切です。
大野城市南ヶ丘をはじめ、大野城市・太宰府市・筑紫野市・小郡市・福岡市東区・福岡市早良区で屋根塗装を検討している方は、雨漏りしていないから大丈夫と決めず、一度屋根の状態を確認してみてください。今の屋根をこれから長く使うために、なぜ塗装が必要なのかまで私たちがきちんと確認してお伝えします。

